不動産を購入する際、売買契約締結の前に、不動産業者から重要事項の説明が行なわれる。



不動産を購入する際、売買契約締結の前に、不動産業者から重要事項の説明が行なわれる。不動産業者には、買主に不利となる可能性のある事項はすべて説明する義務があるため、重要事項説明書の作成や、実際に説明をする前に、綿密な調査を行なうこととなる。だが、この「買主に不利となる可能性のある事項」というのは、具体的な判断基準があるわけではない。もちろん、物件そのものに対する問題点があれば、必ずに説明対象になるわけなのだが、周辺環境などの問題点になってくるとどうだろうか。例えば、「物件周辺に存在する嫌悪施設は必ず説明される」というルールも、人によって考え方や感じ方が違う以上、それが嫌悪施設に該当するのかどうかは、判断の分かれるところだ。また、同じ嫌悪施設でも、それが物件からどのくらい離れていれば説明するのか、ということや、駅に行く途中にある時はどうするか、という判断は、仲介する不動産業者の主観によって決定されることとなる。嫌悪施設だけでなく、駅までの所要時間など交通機関の状況、周辺道路の交通量、混雑状況 学校やその他の公共施設、スーパーや商店街などの周辺施設までの距離など、気になることがあれば、積極的に不動産業者に告げて事前調査を依頼することも大切だ。ただ、物件の利便性や周辺環境の問題などは、前述のように個人の感じ方などによって違いが生じてくる。物件を購入した後にそこへ住むのは、自分自身とその家族だ。不動産業者に任せきりにするだけでなく、自分でも積極的に調べてみる必要がある。

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